index< 日誌 < z自意識 < 23c-06涙3 「自己認識」p5 |
現実の刺激や衝撃などなくても、自分自身の情緒の中だけでも、あるいは、意識の観念の中だけでも何かを感じ、そしてまた、感情的になるのである。そうした、外の世界とは区別される、自律した存在なのである。 そうである以上、自分自身に対する理由と、それを認め証明する何らかの「信じるもの」がどうしても必要なのである。信仰と宗教が求められるのである。これと同じように、楽しいこと、嬉しいこと、怖いことなどといった、・・・そうした自分の中の感情といったものを、自分自身で納得し証明するものが、どうしてもどこかに必要なのである。 |