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遠い遠い、数万数億年もの昔。きわめて原始的な生物が持っていた、反射や生理の営みといったものが、より多様化・特殊化され、それらが全体として一つの感覚の感じ方といったものが形成されて行く。 そしてこの、全体としての様々な感覚のアンサンブルといったものが、それだけで現実から切り離され、それ自身の営みの必要から自律した必然性を生み出してゆく。 また、そうすること、でそれが歴史の上で残り続けたのであり、これが現在の私たちに知られているのである。そして、このような存在とは、時間の中で自己を保存し続ける連続性のことなのである。 |
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2019-0317-0327