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1、忘れられた理由。


動物は進化するに従い、一般的に、妊娠から出産までの期間が長くなり、さらに出産後の教育期間も長くなっている。この幼児期中、泣き叫ぶことが多くなって、そして幼児期を過ぎた後も、その痕跡だけが残っている。不随意・無意識の習性としての涙の流出が、それである。(〜以上は、ダーウィン1809-1882の見解)

現実から切り離された感覚の、苦痛や苦悩の思いだけが残っていて、それが涙と結合し連携されてしまっていて、その具体的で現実的な理由と原因から、関係がなくなっているということである。

要は、その実際の原因に関係なく、不快で苦痛であば涙が出るのであって、また、本人にしてみれば、涙が出て来なければ、不快でも苦痛でもないように思えてくる、ということである。

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2019-0317-0327