index< 日誌 < s設定 < 23c-12「規定されている」p3 |
私たちは結局のところ、このような自分自身の肉体の規定された範囲内でしか何も成し得ないのである。言い換えれば、この範囲内でのみ何ごとも成し得るに過ぎないのである。これは無意識の本能的な世界である。 私たちは、自分でもそれに気づかないし、また、知らず知らずの内にそうした世界を生きている。また、そうした世界を生きざるを得ず、そうした世界でのみ生きることが出来るし、生きることが許されているのである。 それ以外の世界を知らず、知ることも出来ず、知ることを許されず、そうしてのみ生きて行ける存在なのである。 |