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そして、このような自分でもワケの分からない、自分自身の生理の作用から、自分自身の本能的で直感的な情緒の世界を見ているのである。また、そうした自分自身の無意識の表情や身体上および生理上の変化でもって、私たちは、自分自身の精神状態といったものを意識し、自覚されてくるのである。 恐れなのか、楽しみなのか、嬉しさなのか、おののき、悲しみなのかといった、そうした感情の変化といったものが感じられても来るし、自覚もされてくるのである。そして、このような自分の中の得体の知れない何かが自分を支配し、強制してくるのである。身体内部の生理の作用が、精神に影響し、精神を支配しているのである。 |
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2019-0327-0329