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5、反射作用。


しかしまた、これまで述べてきたこととは、全く反対の場合もある。連鎖する様々な部位や器官といったものが、それらとは全く関係のないところに影響を及ぼす、ということである。

そうした自分自身の身体の異変に、自分が戸惑いながらも、どうにかしてその理由を求めざるを得なくなっている、そうした場面なのである。自分のことなのに、自分でもそれが何かわからず、理解が出来ず、それが未知のものとして自分に迫ってきているのである。

冷や汗、赤面、腺の異常分泌、震え、めまいなどがそうである。心拍と呼吸の異常もそうである。そしてそれらは、より根源的なのである。意識でも無意識でもなく、それ以前の生理的な反射作用だからである。

戻る。             続く。

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2019-0327-0329