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もちろん、情緒の快・不快や心持ちといったものは、それなりに十分に原因や理由があるのであるが、そうした情緒の原因や理由といったものは、現実の刺激や、あるいは衝動などとは別のものだということである。 私たちが考え、意識し、行動するというのは、何らかの理由や目的、原因があるのであるが、情緒というのは、それらとは直接の関係がないということである。つまり、それらとは別の次元、異なる世界での出来事だということである。 ということはまた、このような現実世界の出来事といったものは、情緒の世界から見ると様々な、そしていかようにも解釈が出来るものになっている。これは、情緒と現実世界の出来事といったものが、もともと別の世界の出来事だからなのである。 |
戻る。 続く。
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2019-0327-0329