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目で見ることも、触れることも、それを確かめ、認めることも出来る。これが現実の「物」である。観念でも空想でもなく、現実のものとしての物的で空間的なカタチを持っている、これが現実の「もの」である。 そして、このような確かめることが出来るものをもって、私たちは遺伝と言っている。種としても、また個体としても、その祖先と同じもの、同じカタチのものを現実のすがたに認めているのである。 それは、だれが見ても否定のしようのない、客観的な現実としての物的・空間的形状なのである。人間の身体的特徴、その組織と細胞、器官、骨格といったものの物理的なカタチがそうなのである。 これは、だれも否定しようのない、物的・空間的現実なのであって、そしてこれをもって私たちは、遺伝されたカタチと言っているのである。 |
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2019-0327-0329