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しかし、はたしてそれだけなのだろうか。確かにそうした物的形状は、だれが見ても客観的な疑う余地のないものである。しかし実は、実際にはそれだけでは何の役にも立たず、何の意味もないのである。 そうした自身に備わった肉体のカタチといったものが、実際の現実に作用して始めて意味を持つ。それが作動する目的と条件を持って始めて意味をもつのである。外の環境との係りの中で始めて意味を持つものとなる。 これがすなわち、適応であり、馴れであり、順応であり、学習であり、そして習得されたのである。そうやって始めて意味のある、そして肉体の生存上必要な不可欠の機能、身体という物体になるのである。 |
戻る。 続く。
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2019-0327-0329