| index＜ 日誌 ＜ s設定 ＜ 23c-26遺伝と適応7 「秩序とバランス」p13 |
| そしてこの順応(＝適応)の条件と方向性を定め、制約し、規制しているのが、自身の持って生まれた遺伝に基づく肉体のカタチであり、そしてまた、自分自身を取り巻いている自然と社会の環境なのである。 そしてこの物理的な身体のカタチを遺伝と言い、そしてこの現実の機能の営みを適応と言っているのである。そうした意味では、確かに遺伝と適応は区別も識別も出来そうである。しかし、実際にはそうではない。話は、そんなに簡単ではない。 遺伝と適応の中間地帯があるということなのである。身体を実際に動かしている生理の作用がそうなのである。このような神経や生理の作用といったものを、遺伝なのか、それとも順応なのかと問われても、明確に答えることが出来ないのである。それらの間を簡単に区別も識別も出来ないのである。 |
戻る。 続く。
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2019-0327-0329