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何が言いたいのかと言うと、現在日本の世間一般の考え方というのは、外面的な体裁と形式だけで成り立っていて、内容に乏しく、むしろカラッポで、実質というのが何も見当たらないのである。抜け落ちていて、欠落しているのである。 だから、それと区別するために、くどく、執拗にならざるを得ないのである。そうやってしてもなお、理解されることはないだろうと、私自身は、そう思っている。だからまた、そうした意味でも執拗になるのである。 もちろん、これがどう思われようとも構わないし、そんなことは僕自身にとっても、どうでも良いことなのである。関係のないことである。これは、自分で自分に書いていることだからである。現実の世界に自分の対象となるものが、どこにもない以上、そうせざるを得ないのである。 |