| index＜ 日誌 ＜ s設定 ＜ 23c-29「共感の背景」p2 |
| 意識や感情、思考や空想などと言っても、それらを生み出している根底にあるものが情緒であるとすると、それは自分の中の肉体の生理作用のことであって、それは同時に、身体内部および身体表面の動きとして、表情や仕草や動作となって現れる。 そして、そうした同じことの繰り返しが際限なく続くことによって、それが常習化し日常となる。そして、そうした肉体の動きと生理の作用といったものが定形化し型式化されてくる。 それが最も効率的で省力的だからである。ルーチン化された習慣がそうである。そしてそれが、自分でも、また他人にとっても分かりやすく納得しやすいものになっているのである。 |