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1、象徴。


それは、習慣というよりも象徴である。あるいは儀式とでもいったものである。これらの一見、無意味に見える日常の動作や仕草といったものは、それが自分自身の意志であることの象徴である。

なぜなら、それが自分の自意識であり、自分の立場と居場所を表明しているからである。そうした忘れられ、自分でも気づくことのない、無意識の意志とでもいったものが、こうした象徴、すなわち、無意識の内に何らかの動作へと導くところの、本能的で象徴的な肉体の動きを作り出しているのである。

たしかにこれも習慣だと言えるかも知れないが、しかし、そうした無意味でもまた、それが実際の実効性から、あまりにかけ離れているのである。現実に無意味な行為であるということ。

そうした意味で、これはやはり象徴的な行為なのであり、意志的なのである。自分でも意識されていないけれども、それでもやはり意志的で意図的で意識てきなのである。

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