index< 日誌 < ar象徴 av表情 <  23c-31「ポーズが暗示するもの」p5

2、意志的。


そして、ただこの「意志的」であるという点においてのみ、習慣とも言えるし、象徴的とも言えるし、そしてまた、現実に何らかの意味のある行為となっているのである。このような無意識の動作やポーズに何らかの意味があるとすれば、それは忘れられた無意識の意志の名残り、そしてその象徴としての意味でしかないのである。

しかしまた、このような象徴というのは非常に重要なことであって、人間の自意識や自己認識といったものが、こうした無意識の象徴的な行為によって表現されていて、また示されてもいて、そしてまた、それを通して自分自身と相手の内的世界といたものが見えてくるからである。

つまり、無意識の世界で感じ合い、ふれあい、交感し、交流し、そしてお互いの精神といったものを理解することになるからである。

戻る。             続く。

index< 日誌 < ar象徴 av表情 <  23c-31「ポーズが暗示するもの」p5

2019-0329-0402