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3、発達した形式。


だから、こうした意味では、象徴といったものはサインとしての信号であり、導きの暗示であり、お互いを理解し知るための繋がりの糸なのである。そしてこれが響き、拡がり繋がってゆく、そうした直感的な意味を持ったサインとして作用しているのである。

言葉や交流以前の直感と本能の世界なのである。自分の中にある象徴の世界を通して、相手がしている無意味でワケの分からない仕草や表情の、それが象徴する内面の世界を見ているのである。また、それを知ることが出来るし、知ることになるのである。

実際、実用上は無意味に見える、これらの表情や仕草やポーズといったものも、これらをより発達した形式で見るならば、シキタリや迷信、信仰といったものに見ることが出来る。儀式や儀礼もそうである。すなわち、象徴とサインの世界がそれを作り出しいているのである。

戻る。             続く。

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