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1、サイン。


意識そのものと、意識の過程が分離してしまった。そして行為から目的と理由が失われた。ただ自動化された無意識と条件反射の、連鎖と連続の形式だけになってしまった。

そしてその行為から、そのサインとなった刺激の理由が切断されている以上、このようなサインの刺激は、どこからでも、またどこにいても自由に入り込んでくる。刺激のサインといったものが、それだけで、その原因から切り離されて意識の過程の中に入ってくる。

そとからの刺激  ?  感覚のサイン  ?  意識  ?  行為。
〜といったものが、どこからでも、どの過程からでも自由に 入り込んでくる。

このような形式化された過程の中では、そのスイッチになっている刺激だけが大事なのであって、その刺激の原因は問われないのである。つまり、こうしたことが連想と錯覚の原因になっているのである。

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2019-0404-0416