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さて、こうした極めて稀(まれ)なケースを別にして、世間一般の普通に言うところの「助け合い」に戻るとする。 助けを必要とするのは、たいてい自分が招いた結果の自業自得なのであって、自分自身が変わらなければ、永久に助けを必要とし続けるのである。だから、自分が変わらねばならず、それをしたくないから「助け合い」を求めるのである。 他人をだまして、利用して生きようとするのである。これが賢い人間の生き方だと信じているのである。そしてこれがクセになっていて、いつしかそれしか出来ない人間になっていて、結局、自分には何も残っておらず、意志も能力も枯れ果てた、中身がカラッポの人間なのである。だからまた、そうして生きて行くしか出来なくなっているのである。 |