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2、サイン。



何らかの衝動へと誘うサイン(合図)としての象徴。あるいはまた、何らかのイメージや印象としての象徴。これは自分の中で何かに反応していて、たとえ無意識であっても、それに共感し、交流し、交感しているのである。

自分の中で現実とは別のものを見ている。無意識のうちに何かを連想していて、推理し、例えていて、そして比較し、共通点を繋ぎ合わせ、関連づけて抽象化しているのである。

見える現実の印象から、それを自分の中の何らかの記憶と結びつけようとしている。だからまた、それは抽象的なイメージや象徴にしかならないのである。そうやって、見える現実の何かしらの感じといったものを、肉体の衝動へと導くサインと見ているのである。

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2019-0404-0416