| index＜ 日誌 ＜ p変異 ＜ 23c-45「続、変異の方向」p9 |
| しかし、こうしたことはある程度予測の出来ることなのである。数十億年前、最初の生命がアメーバから核と外界との間に境界をもった単細胞となり、そして単細胞から多細胞へと変化したのもそうである。 拡大する生存競争がその方が有利な状況を作り出したのである。そして始め海の中の生物であったものが陸上の生物となり、空中へも進出し、そしてさらに今日宇宙へ進出しようとしている。 しかし、こうしたことは、始めのアメーバの段階で十分に予想の出来たことなのである。あるいはまた、そうしたことは、生物学でいうところの「相似と相同」においても、同じように普通に見られる現象なのである。 |