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種としての自らの可能性と地球環境が、それを強制したのである。そうだとすると、これはやはり当然の成り行き、形勢、流れとでもいった「必然」なのであって、この意味で個々別々に内発的・自発的に取得していったものとも言えるのである。 ただそうするしかなかったのである。それ以外の生きて行く方法が閉ざされていた、ということなのである。しかしまた、それが新たな文化や技術である以上、模倣や伝播は当然に伴うのであって、そしてこれもまた、大きく作用していたと考えねばならないのである。 さらにまた、それが必然であったとしても、それが自分の中で完成する前に、外から伝わったとすると、当然それを受け入れたであろうし、そしてこの受け入れるということ自体が、自分の中で、そうした可能性と条件がすでに揃っていたということを、前提にしているのである。 |
戻る。 続く。
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2019-0406-0408