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1、連続性。


いずれにしても、何もないところから何かがいきなり出来上がるというのは考えられず、いまあるここで少しづつ形成されてきたものか、それとも、よそから入ってきて形成されたものかの、どちらかである。そして、もしもそこで歴史的に形成されてきた痕跡が無いのであれば、それはやはり、よそから入ってきたものと想像されるのである。

そしてそれが時間の経過と共に拡がって行っている。あるいは、時間を遡(さかのぼ)れば遡るほど、その地域といったものが狭められて行くようであれば、やはりそれは、伝播と模倣によって形成されたものと考えざるを得ないのである。

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2019-0406-0408