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3、基準。


地域と時代、そして見えるすがたカタチによって違いがあっても、それを動かし存在させている原理のパターンいったものが同じものと言えるのである。同じシステムの、同じ秩序でもって成り立っていると言えるのである。そして、こうしたことが種の同一性の基準になっているのである。

もう一度、おさらいする。
@  地域や時代が違っても、それらの中に共通の特徴や印象から来るところの、共通の兆候や印(しるし)、サインが見られるかどうか。
A  そうした現実に見えるすがたの動きといったものが、共通の原理的な起源でもって説明できるかどうかである。

そして、こうしたことが種を同一のシステムとして説明してくれる。また、種の同一性を判定する基準にもなっている。別の言い方をすると、一つは地域別比較であり、もう一つは歴史的比較である。

戻る。             続く。

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2019-0406-0408