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3、肉体の記憶。


現実の出来事の良し悪しといったものを、自分の肉体内部の感覚でもって感じ取っている。感覚が、自分の肉体内部の生理作用を感じ取っているのである。それは外の刺激に対する感覚ではなくて、自分自身の肉体の中から感じられて来る、得体の知れない感覚でもって感じ取っているのである。

視覚や聴覚や触覚などの、すでに知られた感覚ではなくて、それらとは違う何か得体の知れないものを自分の中に感じ取っているのである。

感覚というよりも、肉体内部の様々な感じ方の全体として感じられてくるのである。それは要するに、自分と自分の祖先が記憶して来た、そうした肉体内部の生理の世界なのである。

戻る。             続く。

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2019-0406-0408