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4、願望。


そして、このようにして自分が普通であることが証明されるのである。だから、「下の者」はどうしても居なくてはならず、そしてなにが何でも迫害しなければならないのである。それがダメなら、それは自分よりも劣る同情される存在でなければならないのである。そしてそれを証明してもらわねば困るのである。

だからまた、逆説ではあるが、未知との遭遇や異文化との交流をどこかで待ち望み、願い続けるようなことが、無意識の世界で常に潜在している。出来ることなら、出来ないことを「したい」と思っているのである。

表面的には現れないけれども、そうした潜在的な願望をどこかでずっと抱き続けているのである。旅行やイベント、あるいは都会やど田舎へのあこがれもそうである。そして、このようにして異文化というのが伝えられ拡がって行く。そうした素地や必然的な願望といったものが、常にどこかで潜在し続けているのである。

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2019-0406-0408