index< 日誌 < al境界 <  23c-64遺伝と適応2 「発掘」p6

1、絡み合い。


では、いったい何を言いたいのかというと、肉体自身がもたらす、肉体とは別の機能や役割の変化があるということである。これは、遺伝そのものというよりも、遺伝がもたらすその延長としての適応と見るべきである。

そして、その生活スタイルや習慣、傾向や方向といったものが、この遺伝によってあらかじめ規制されているということである。しかし、それが方向性や傾向に過ぎない以上、習慣と生活のスタイルといったものは、大きく変化せざるを得ないのである。

要は、このようにして見ると、遺伝も適応も厳密には区別できないということである。お互いが絡み合っていて、出たり入ったり、行ったり来たりして混じり合っているのである。

履歴へ             続く。

index< 日誌 < al境界 <  23c-64遺伝と適応2 「発掘」p6

2019-0408-0411