index< 日誌 < al境界 < 23c-66「連合の原理」p3 |
これは無用と思われる表情やポーズが、神経系の成り立ちから説明される。肉体の意識から独立した自律神経の営みといったものが、肉体固有の表情やポーズ、それに感覚の感じ方といったものを生み出しているのである。そしてこれが無意識の世界で、人間の意識や行動のパターンといったものを支配しているのである。 @とAの、「連鎖」と「反対の原理」も、その根底にあるのは、このような自分の中の「自律神経」の営みがもたらしたものなのである。もちろん、これは肉体の生理から来ていることなのであるが、実はこれが生理から離れて、迷走する神経の作用のオリジナルとして表現されているのである。 生理が肉体内部の相互作用の中で、自律神経によって規制されているのである。そしてこれを元にして、そこから「連鎖」や「反対の原理」の表情やポーズ、そしてその感情や意識や思考が生み出されているのである。 |