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1、全体としてのシステム。



どんな身体の動きであっても、感覚や意識であっても、それが単独でなされることはない。それらはすべて身体諸器官の連鎖・連携・連続したものであって、そしてそれに伴うところの他の無関係のものまで含めた、直接間接の一つの全体として連鎖した動きの結果なのであり、そしてまた、意識や思考の営みもまたそうなのである。

それぞれが、それぞれ単体としては存在し得ない、そうした独立しつつもそれぞれが互いに依存し合う、そうした全体として影響し合う関係にある。だからまたどんな些細(ささい)なことでも、どこかに影響を及ぼしている。

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2019-0408-0411