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見える現実の世界から、見えることのない自分自身の精神の世界を見ている。そしてこれが現実とはまったく別の、純粋の精神の世界であるがゆえに、そしてまた、本来届いてはならず、届くはずのない世界であるがゆえに、底なしの恐ろしさや戦慄となって自分をおののかせ、脅かしにくるのである。 それは本来知ることもなく、知りようもなく、そしてまた知ってもならない自分自身のタマシイの世界なのである。そしてこれが見える現実世界の、不思議で不可解な印象の正体なのである。 |
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2019-0408-0411