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2、境界線。


物理的で心理的な、その他何でもよい、要はそうした刺激や衝撃といったものが、その繋がり合ったシステムのどれか一つに衝撃があると、自動的に周りに影響を与えるということである。

一つは、時間的な順序で。
もう一つは、隣接する様々な器官や組織に、直接・間接に影響を与えながら、無限に連鎖して行くということである。現実には何もなくても、あるいは全く関係のないものであっても、影響を与えずに居られないということである。

これが外の現実と区別される、自己の内的な自己完結したシステムなのである。外の現実とは異なる必然性と原理の下に動いているというのが、自己のシステムなのである。そしてこれが、自己と他者を区別する境界線なのである。

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2019-0411-0417