| index＜ 日誌 ＜ al境界 ＜ 23c-71連鎖２「感じ方」p4 |
| そしてこれが、私の感覚が私に対して持つ意味なのである。そうした制約され定められた自分自身の姿といったものを、自分自身の感覚の世界に見ているのである。 感覚が一体何を感じ、そしてそれをどのように自分に見せて来たのかというのが、自分自身の存在の仕方で示しているのである。そしてこれが、自分にとっての感覚が持つ意味なのである。 感覚が示す自分のすがた。ニオイや、手の指の触れる感触こそが、自分と現実との接点なのである。そしてその感じ方の中に自分の意味と理由を見ているのである。 |