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4、求めている。


だからまた、それが自分でも何のことか分からず、知る由もなく、自分を悩ませ苦しめ続けるのである。そして、それを思い起こす何らかのサインや印象を通して、現実の世界を見ているのである。現実に無いものを現実の世界に見ているのである。

だからまたそれは、何か得体の知れない直感や「ひらめき」に過ぎず、それ自体にもともと理由などないのである。だからまた、その理由や原因といったものは後から考えられ、付け加えられる。

理由などどうでも良いのである。それがただ「理由」でありさえすれば、それでよいのである。現実の必要が、何よりもそれを自分たちに求めているのである。

戻る。             続く。

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2019-0417-0427