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このコミュニケーションというのをもっと広い意味で見ると、実際には顔の表情や身体の仕草といったもの、そして習性や習慣といったものも含まれる。そうやってお互いを知り、自分を知り、また相手やまわりの集団の仲間たちと繋がっている。または縛りつけられている。 言い換えると、これが社会集団の中での自分の立場であり、またその居場所を表明しているのである。そしてこのようなコミュニケーションの方法と手段が、生きている自分の現実のすがたなのである。 そうやって自分を感じ、相手を意識し、自分で自分を見ているのである。そして、このような現実の自分のすがたといったものが、自分の無意識の世界なのであって、これが自分の精神といったものの「すがた」になっているのである。それ以外に自分を知る方法がないのである。それは意識や思考以前の世界なのである。 |
戻る。 続く。
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2019-0417-0427