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3、微笑。


感覚器官が集中する方向、すなわち、自分自身の前方の方向に集中し緊張していたのが、それを放棄して元に戻ろうとする。そのために反対方向、つまり、外方向に向かって筋肉が働く。

そうして、エクボが出来る。クチビルが横方向に拡がり、心持ちクチビルが開き、上の前歯が少し見える。これが笑う、またはほほ笑むときのクチビルの動きである。

と言っても、これを動かしているのは顔面の筋肉であって、この筋肉を通して表情が作られる。ということは、この顔面の筋肉のカタチによって、笑いの表情とカタチが制約され規定されるのである。

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