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6、錯覚。


「現れる」というのは、現実に存在するもののことなのであって、これが現実という世界なのである。つまり、存在しないのは現実ではなく、それは現実とは言えない世界なのである。

しかし、それでも確かに、現実には存在しなくても、頭の中では存在することがある。空想や妄想や夢の世界がそうである。そして、それは自分の頭の中では確かに存在しているのである。そして、この錯覚が思考の出発点になっているのである。

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