index< 日誌 < ai原理 <  23c-91共感7 「信じる」p4

1、自律性。


人間の肉体の中は、自分の意志や自分の思い通りにならない部分があって、またこれが自分の意志に係りなく、そしてまた、自分の意志に反してさえも勝手に動きだすことがある。

自律神経による神経と生理の作用や、心拍や呼吸や内臓などの、日常の無意識に繰り返される作用が、これである。自分の中で自分の意思とは別のものが働いていて、そしてこれもまた、自分自身なのである。

そして、このような自分の中の肉体と、それを意識する自分との関係性こそが、自分自身なのである。このような、自分の中だけで完結した自律性こそが、自分の理由となり得るのである。

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