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自分の中で自分が分裂しておらず、自分で自分を確かめることが出来ない以上、それは他人の中に求めざるを得ず、そしてこれが「権威」なのである。本来、自分の中になければならないものが自分の中にない以上、それを他人に求めているのである。 そしてこの「権威」は、それ自体で自分の居場所を保証するものであって、同時にこれが自分の精神の拠りどころとなり、自意識とならねばならないものなのである。従って、この他人は、自分よりも優れた者でなければならず、このようにして自分も安心できるようになるのである。 |
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