index< 日誌 < ag儒教<  23c-92共感8 「最高尊厳」p6

6、正義。


そうである以上、この世界に住むだれもが、このような上下の関係の中で絶対的に拘束されており、また、そうである限り自分たちのこのシステムが永続し得るのである。

これまでもそうであったし、これからもそうであり続けるのである。そして、これが何よりも絶対的に正しいものとして、ここで生きる者を拘束し続けるのである。要するに、人間同士の間の上下の関係こそがすべての世界なのである。

そして、このような自分というのが求められる以上、自分というのがどこまで行っても自律するということがなく、自律する必要もなく、自律してはならない存在であり続けるのである。そして、これを自分たちの正義と美意識、そして何よりも大切な自己の尊厳として感じ取っているのである。

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