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5、絶対的強制力。


このようにして、秩序というのが身分的な上下の関係に基づいて、整然と成り立っているのである。だからまた、この上下の関係こそが、この社会全体の絶対的な強制力となっているのである。そしてまた、この社会の成り立ちの源泉なのである。

そうあらねばならず、また、それだけがこの世界の人間関係のすべてなのである。この世界の人間関係の最も根本的な基本であり、前提であり、オキテ(掟)なのである。

それは、この世界全体の、神聖不可侵の生命の根源なのである。だからまたそれは、自分たち民族全体の「最高尊厳」であり、現人神であらねばならない、そうした絶対的強制力としてこの世界全体を支配しているのである。

戻る。             続く。

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