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1、対象がない。


表情や仕草そして身体の動きを通して、自分の中の情緒といったものが表出される。つまり、表情やポーズといったものは、情緒が現れ出てきた現実のすがたなのである。

感情といったものが、自分と相手に対する関係を表わすものだとすると、情緒といったものは、より内的な自己の中で完結したものであって、現実の対象といったものが、どこまで行ってもボヤけたままの世界なのである。

むしろ、情緒は現実の目に見える対象を持たないのである。そうした内的で自律した世界なのである。それは、医学で言うところの自律神経と生理の世界なのである。

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