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このような自分でもワケがわからず、得体の知れない正体不明の記憶や出来事といったものは、よくあることである。むしろ、それがほとんどである。 例えば、人は暗い所から明るい所へ向かう。反対に明るさから暗さへ向かう人間は、ほとんどいない。そして明るい所では陽気で活動的であって、ときめき、わくわくし、身体中の組織や器官もそれに同調する。無意識の内にそのように反応している。 反対に、暗い所に入ると憂鬱であり、沈みがちになって何もしたくなくなる。また、狭いところに居ると、広い開けたところへ出て行こうとする。人間が集まり過ぎると、そこから出て行こうとする。だれも居なければ、だれか人の居る所へ行こうとする。 |
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2019-0430-0505