index< 日誌 < h感じ方 < 23c-96共感12 「続、自律神経」p5 |
しかしまたこれは、身体の機能と役割についても言えることなのであって、それではこの機能と役割を作り出している無意識の世界はどうかというと、それはまた、全く別の世界なのである。 やはり偶然の重なりが支配する世界と言わざるを得ない。意識や意志の入る余地のない世界なのである。そしてこれが無意識の世界なのであって、そしてまた、情緒の世界なのである。 自分の意志とはかかわりなく、そして自分の意志に反してさえ遂行される表情や仕草、そして身体内部の様々な働きといったものが、それなのである。そしてこのような自分自身の内部で営まれる無意識で無目的の世界が、もっとも根源的なところで人間を支配している。 |
戻る。 続く。
index< 日誌 < h感じ方 < 23c-96共感12 「続、自律神経」p5
2019-0430-0505