index< 日誌 < ai原理 <  23c-98 「偶然と必然」p4

1、外の第三者。

人間が生きている何もかも。その肉体も、歴史も、文化も、そうした何もかもが始めからそのように設定され、条件づけられ、方向づけられていたのである。そうする以外に無いようにである。そうやって生きて行く以外に無いようにである。そして、そうした傾向を持つ者だけが、歴史の中で残り続けてきたということである。

これは、確かにそう思えてくるのであって、その中の当事者でいると気づかないのであるが、これを外から第三者の立場で見ると、やはりそれが偶然ではなく必然のように思えてくるのである。そうするしかなかったのだと。確かにその通りであって、これは、そうした出来事の条件や、それを生み出した背景が見えてくるからである。

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