index< 日誌 < ab女体 < 24a-02「親愛」p3 |
親しく優しい、お互いが遠慮せず許しあえる関係。自分が最も露(あら)わで無防備の状態。普段は警戒していて、表面に表れることのない大切で壊れやすい部分までも、露わに表れている。肉体的にも精神的にもそうなのである。 こうした場合に露わになるのは、本来ならば知られても触れられてもならない、そうした自分の最も弱い部分なのである。それがあらわにむき出しになっていて、そして共有され、交感し、交流し合っている。 自分の精神の感じ方といったものが、自分自身の身体を通して伝わってくる。普段ならば、触れられてはならないところ、壊れやすく傷つきやすい部分が、そのままで剥(む)き出しになっている。それが自分にも感じられてくるのである。 |