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9、オキテ。


しかしまた、そうであるにもかかわらず、このような自分の意志や求めるものを信じるということが、自分の保身と社会の安定に繋がっているのである。だからまた、信じなければならず、信じようともするし、信じざるを得ないのである。

それ以外にないのである。これは文明世界の掟(おきて)なのであって、システムそのものなのである。そしてこれが現実であり、時代なのであり、これを離れては、人間は生きて行けないように出来ているのである。

これは仕方のないことであって、それ以外になく、それだけが自分が生きて行くための定められた宿命なのであり、ただ一つの許された生き方となっているのである。

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2019-0505-0507