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しかし、歴史の事実から言うと、このような「排除された者」が新たな歴史を作ってきたのである。このようなシステムの外の人間にしてみれば、自分で新たにシステムを作るしかなかったのである。 また、このような「排除された者」にしか、現実を客観的に見ることが出来なかったからである。このような逃げる場所もなく、生きて行く方法も失った人間が、新たな時代のシステムを作ってきたのである。 それしかなく、そうして生きて行くしか無かったのである。実にいやいやでシブシブ、まことに致し方なく、そうせざるを得なかったという意味でそうなのである。 |