index< 日誌 < s設定 < 24a-08「意志の誤解5」p2 |
意志や必要といったものは、ただそれの反映に過ぎないのである。肉体としての身体そのものの営みの結果に過ぎないのである。そして実は、この肉体そのものが求めるものこそが、何よりも大事なものだったのである。肉体としての身体が「意志や必要」の基礎にあって、それの背景と下地になっているのである。 そして、そこから始めて「意志や必要」といったものが、意識されて来ているのである。従って、この肉体の営みこそが問われねばならなかったのである。それは、自覚されることのない無意識の、潜在的な生理と情緒の世界なのである。 |