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< 24a-09「鳥肌が立つ」p5 |
怒りや恐れ、そして驚いた時の動物や人間の身体表面の体毛の起立、いわゆる「鳥肌」といったものは、高ぶる感情といったものが、その出口を求めて神経と筋肉を通して外へ押し出されようとしているのである。 瞬間的な神経の異常な緊張が、身体表面のヒフの筋肉を緊張させて、これが互いに引っ張り合う結果、これに伴い皮膚表面の体毛が起立しているのである。 また、このような身体表面の皮膚の緊張が、触覚をして異様なまでに敏感にして、外の世界に対して反応しているのである。周りの空気の温度、湿度、風、空気の「よどみ」、そしてそれらの触れる肌の感触から敏感に脅威を感じ取ろうとしているのである。 |