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そしてその現実のカタチが、現在も生き続ける種のカタチなのである。それは種としての身体の形状のカタチがそうなのである。そしてその内部の生理の作用の仕方としてもそうでなのであり、また、この種の生態系内での位置、及び親子・同種の中での社会性においても、またそうなのである。 始め、身体内部のささいな生理の変化から始まって、それが日常化し、そして非常に長い、数万数億年に渡る非常に長い時間の経過を経て、気づくと肉体のカタチそのものの変化として現れているのである。 それは本人が、それを望む望まないに関係なく、そうしてのみ生き残り続けることが出来たということである。そしてそれは、それが現在もなお、生きて存在しているという事実が、それを証明しているのである。なぜなら、もしもそうでなかったなら、現在、種として存在することがなかっただろうからである。 |