index< 日誌 av表情< 24a-100 「手段としての表情」p2

1、意識。


表情というのが手段であるということ。このようにして自分の中で外面と内面が分裂してしまった。自分の現実というのが、自分に対立するものとして自分に迫って来る。しかしまた、このようにして自分というのが、自分に意識されるのである。

内なる心の中の自分と、外の現実を生きる自分というのが分裂して対立している。こうして人間関係や、習慣や、日常といったものが、どこか本来の自分とは別のもの、自分にとっての手段になっている。あるいは、手段としての意味しか持たなくなっている。

日常といったものが、本来の自分の内面を反映しているとは、必ずしも言えなくなっている。現実といったものが自分に対立し、あるいは、ときには自分にとって敵意あるものとなっている。

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2019-0624-0725A