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2、始めの状態。

      
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肌表面の体毛は逆立ち、また肌自体も緊張し、触れるもの、湿度や温度、風や息吹きや空気の流れといったものまでも、必死に感じ取ろうとしている。また、そうしたことが肌表面の毛を逆立たせ、あるいは小動物であれば、ヒゲやトサカを屹立させて神経を集中させる原因になっている。

そして、こうしたことが、言わば「おどろいた」状態である。それは情緒の始まりでもあって、その初期的な状態である。感情といったもの、怒りや恐れ、あるいは喜びや楽しさといった「感情」そのものは、このような情緒から派生してきたものである。

つまり、情緒の始めの段階では感情といったものはなく、ただ驚いている状態である。あるいは普通の状態であれば、ただ機嫌が良いとか悪いといった、ただ何となくの気分や気持ちの雰囲気に包まれた状態である。

戻る。             続く。

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2019-0507-0511